
ブルボン朝のフランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットがじゃがいもの花が好きで髪に飾っていたことは、知っていますよね?高貴な方が好んだことで、ちょっとイメージアップのじゃがいも。
ほんとは、じゃがいもの宣伝に王妃がキャンペーンガールになった・・・との、話もあります。16世紀の食糧不足が慢性化していたとき、ある薬学者がルイ16世に飢餓を救う作物としてじゃがいもをすすめた。国王はさっそく王妃にその花を身につけさせイメージアップをはかり、一方で王も自分の畑にいもを植え、「美味しく栄養に富む。盗むと厳罰」と看板に書いて宣伝したそうです。それからフランスでは「大地のりんご」として、大いに人気が出、農家も生産に力を注ぎました。

原産地は南米のアンデス地方。今では世界中で栽培され、いろいろな品種があります。日本でも、じゃがいもの代名詞「だんしゃく」「メークィーン」等や赤いじゃがいも品種として「紅丸」「インカレッド」、「アイノアカ」、「ベニアカリ」、「アンデス赤」紫肉の「インカパープル」、「キタムラサキ」濃黄肉色の「インカのめざめ」などがあります。オランダでは「ビンチェ」アメリカでは「ラセット・バーバンク」と人気の品種も各国でちがうのです。
北海道では一面のじゃがいも畑の景色が、観光にも一役買っています。コマーシャルなどに使われて一躍有名になった美瑛の景色です。じゃがいもの花がなだらかな丘を覆い尽くすようです。そして、いかにも北海道という感じでポプラの木がすらっと・・・。いい感じですよね。
でも、じっくり花を眺めることは、あまりしませんヨね?でも、写真を見てください、可憐な花なんですヨ。「農林一号」の白い花、「メークィーン」の紫色の花、北海道では「じゃがいものお花見」も年中行事になっている地方もあります。
じゃがいもの花を見たければ、富良野方面(美瑛も)の他、後志の羊蹄山のふもとの倶知安や真狩村。十勝方面でも鹿追、新得、清水などなどいたる所でスケールの大きな風景が見られます。季節は6月から7月。花の時期は、地方によっても、品種によっても、天候にも左右されますので、しっかり情報をつかんでさあ!お出かけください。お待ちしています。